ステラ・メディックス、医療・健康分野向け翻訳・編集サービスを拡充
専門特化型で和英訳、中国語訳などの翻訳に対応、医療、健康、食品、美容、バイオ、アニマルヘルスで
株式会社ステラ・メディックス(東京・中央、代表取締役:星良孝)は、医学記事などの翻訳から作成・編集・審査監修までを手掛ける「トランスレーション管理運用」事業に新たに着手いたします。
専門分野特化型コンテンツに対応し、対象分野は「医療」に加えて、「健康」「食品」「美容」「バイオテクノロジー」「アニマルヘルス(獣医分野)」を想定しております。英和訳だけではなく、今後は、中国語訳、スペイン語訳、イタリア語訳などにも対応していきたいと考えております。
海外情報を違和感のない日本語で
今、海外情報が多くの人にとって、ますます身近になってきると考えております。第一にその背景にあるのは、インターネットでの情報検索が当たり前になり、そもそも世界の情報にアクセスしやすくなっていることは大きいと考えています。言葉を必要としない、画像や動画、音楽などの共有は言語の壁を越えて完全に定着しているでしょうし、今後は、文字情報によるコミュニケーションの共有も過去にないペースで進んでくると考えます。
さらに、インターネットでの翻訳が身近な存在になってきていることも重要です。グーグル翻訳をはじめ、海外の情報を容易に母国語に変換して、詳細を理解することが簡単になっています。おおまかな意味を知るためには何ら苦労をしなくなってきているわけです。
エビデンスを求めるコミュニケーション
その上で、医療や健康、食品、美容、バイオテクノロジー、アニマルヘルスの領域は、国際的な共通言語となる「科学的な根拠」=「エビデンス」の情報に基づいたコミュニケーションが重視されている点も大きいと考えています。身体の問題であれば、人種や民族の間で、大幅に変わるわけではなく、科学的な研究から明らかになったファクトには普遍性があります。既に、日本でも専門家の間においては、海外の情報を参考とすることは当たり前になっています。その場合には、英語が共通言語です。これからは一般にもそうした動きは広がってくると見ております。
翻訳会社や編集プロダクションなどの機能の包含を目指す
海外の情報を取り入れる場面が大きくなり、その情報入手が自由で容易になるほどに、多くの人にとって、ますます違和感のない、ストレスを感じさせない翻訳文に対するニーズが高まると考えています。グーグル翻訳のようなコンピューター翻訳を利用される方々の中には、翻訳された文章は意味を取るためには使えるものの、記事や宣伝の文書、広告の文書などとして表に出すものとしては限界があると気づき始めているケースも増えていると考えます。たとえこのサービスがさらに発展しても、少なくとも当面は人手を介した編集などは要する可能性があると小社も考えます。人の手によって書かれている事実が求められるならば、継続的に人の目をかけることは求められるでしょう。そうした潜在する要望に応えるべく、ストレスフリーを目指した「トランスレーション管理運用」事業に着手することといたしました。
小社がこの事業に着手するのは、十分な差別化が可能であると考えているためでもあります。競争力の源泉は、医療、健康、食品、美容、バイオテクロロジー、アニマルヘルスの領域についての知識と文献、さらにこうした分野での執筆、編集経験、国内外の人的リソースによる品質担保体制です。翻訳会社や編集プロダクションなどの機能を1社で包含していくような形を目指します。
「コンテンツマーケティング」の視点も
いわば「コンテンツマーケティング」のような考え方も踏まえ、読み手を意識して情報作成を進めていきます。間違いのない情報提供を目指しながら、いわゆる検索サイトへの最適化(SEO)といった点も押さえて、検索サイトでの存在感も高められるようなコンテンツ創出はできると考えています。検索サイトで評価を高めるための手法もさまざまあると思いますが、そもそも文章を確かなものにして、読んで分かりやすくすると、読み手は強くひきつけられますから、コンテンツをじっくり読んでくれることとなり、ひいてはサイト滞在時間の長時間化といった点からサイトの評価も高められます。そうしたコンテンツの中身そのものを大切に考えたいという思いは、大きな武器ととらえていけると考えております。医療、健康、食品、美容、バイオテクノロジー、アニマルヘルスという専門特化された、本来であれば身近とは限らない情報ですので、なおさらだと考えています。
AIによる自動文章作成など新しいコンテンツ創出への応用も視野に
今後の展開としましては、翻訳の対応で得られた技術やノウハウを、さらに、人工知能(AI)による自動文章作成などの新しい技術を伴うコンテンツ創出にも応用していきたいと考えています。「人間が書き直す」プロセスの出番は増え、情報執筆、編集、審査監修のニーズは高まると考えています。そうした時代背景も踏まえて進めていきたいと考えております。これからにもご期待ください。